最新活動報告
2017年01月28日
新年の遊び 〜百人一首
神戸再発見 第37回 新年の遊び 〜百人一首
今回は神戸日独協会の会議室にて、百人一首で遊びました。
百人一首で遊ぶのは、高校生の時の年中行事以来だったのでインターネットで遊び方を検索し、
詠まれた歌の下の句の札を取り合う「散らし取り」と、絵札を札山からめくって遊ぶ「坊主めくり」にチャレンジしてみました。
参加者は全員日本人でしたが、お菓子を食べながら「旧仮名遣いもあるから外国人には散らし取りはレベルが高いかもしれない」、
「坊主めくりなら絵で分かりやすく、簡単に遊べるはず」といった談義もあり、伝統的な遊びを見つめ直す良いきっかけにもなりました。
時間はあっという間に過ぎてとても楽しい会になりました。 百人一首の歌人が何人か神戸の布引の滝にちなんだ歌を作っていて、 石碑もあるということを知りました。暖かい季節になったら訪れてみたいです。
2017年01月11日
関西地区日独協会合同新年会(2017年)
写真は大阪日独協会よりご提供
関西地区日独協会合同新年会がアサヒスーパードライ梅田に参加しました。
合同新年会の存在は会報を通じて知っていたのですが、参加は今年が初めてです。 まず驚いたのは会場のにぎわい。久しぶりに顔を合わせた仲間と、あるいは初対面の方と、 お互いの協会の様子の紹介、催し物のお誘い、積もる話・ありがたい話・・・地区をこえて様子でした。
私としては関西地区の日独協会の若者と今年は一緒に何かしよう!と 心を一つに(?)できたことがとても嬉しく、2017年もステキな一年になると予感しました。 また念願だった餅つきにも参加することができ、大満足です。
開催案内
2016年12月18日
Weihnachtsmarkt 2016 【OSAKA】
毎年恒例の梅田のドイツクリスマスマーケットへ行ってきました。
華やかなイルミネーションに囲まれ、グリューワインを飲みながらお互いのクリスマスの思い出を語ったり、
神社に参拝に行く目的と、教会に祈りにいく目的の違いについて考えてみたり、
白いグリューワインの感想を述べあったり・・・ワイワイ楽しく回ることができました。
ベルリンの街をモチーフにした柄のマグカップは持ち帰ることができ、これが良い思い出の品です。
それからHütteの一つに南米雑貨のお店があるのを見てこの時はピンとこなかったのですが、いまこの記事を書きながら歴史を思い出してナルホドと納得しました。
若者たちや家族連れでにぎわう会場の隅にひっそりとたたずむ聖家族"Krippe"。クリスマスの本来の意味も忘れません。
2016年12月10日
奈良日独協会2016年クリスマス会
写真は奈良日独協会よりご提供
今年の夏、藍染体験&金魚すくいの共同企画で一緒に楽しんだ奈良日独協会のクリスマス会に行ってきました。
奈良の河野会長より奈良日独協会の現状や2016年の活動について写真画像をスクリーンに投影し説明があったほか、天理大学に留学中のドイツ人男性のご紹介がありました。また神戸日独協会からは枡田会長より、若者を中心とした日独交流のための協力について奈良および神戸との連携についてのお話がありました。最後はみんなでクリスマスソングを合唱。集合写真を撮っていただき終了しました。
私は神戸日独協会の大西さんとともになら日独協会の若手女性お二人と同じテーブルで、神戸の直近のイベントの紹介や、お互いの活動の様子について情報交換しました。今後ともに歩んでいく仲間と楽しい時間を共有できたことを嬉しく思います。
写真は奈良日独協会よりご提供
写真は奈良日独協会よりご提供
2016年12月04日
2016年クリスマス祝賀会
今年はケーラー総領事ご夫妻にもご出席いただきました神戸日独協会2016年クリスマス祝賀会。
例年とても好評の次郎丸先生によるミニコンサートや、合唱、会員の皆さんからご提供の景品プレゼント抽選会に加え、
今回は新たに、2016年一年間をふりかえる写真スライドショーを開催しました。
これは若手会員が中心に企画したもので、神戸日独協会の活動趣旨や企画の意図、
楽しい雰囲気、日頃ご支援いただいている方や各催しに参加してくださった方への感謝、
いつか参加してみたいとお考えの方へWillkommenの気持ち・・・
これらについて、会員/一般の方に対して紹介し、協会への理解と興味を喚起することを目的としています。
初めての試みでしたので、皆さんのご感想が気になるところであります。ぜひお知らせください。
それから今回の景品プレゼントの抽選会では、ケーラー総領事ご婦人にも抽選にご参加いただきました。 会員で通訳をご担当いただいた成さんとともにステージの前で抽選。ほか、景品を提供いただいた方による抽選がなされました。
会を締めくくる「きよしこの夜」合唱では、島多理事の美声と皆さんの歌声のハーモニーが素晴らしく、 シャッターを切る手が震えました。
私は一年前のクリスマス祝賀会で若い会員たちが催しのために動いている姿を見て感激し、 今回は自分が同じ立場になりました。経験して感じたことはやはり、多くの方のご理解・ご協力への感謝です。 会長、先輩実行委員はもちろんのこと、たくさんの会員の皆さんが、 この催しをより良くするために動いてくださった上での結果なんだろうな、と実感しました。 それからもう一つ、神戸日独協会のことはインターネットで調べて知りこのクリスマス祝賀会が初参加という方とお話することができ、 あらためて地道に活動を続けて良かったなと嬉しい気持ちになりました。
2016年11月20日
Andrea Kehle-Jandlさんのお話と歓迎会
ドイツ在住の協会員Andrea Kehle-Jandlさんのお話を聞く機会がありました。この日は神戸日独協会の実行委員会があり、Jandlさんにも出席いただけました。
事前にJandlさんはアンパンがお好きと伺っていましたので、実行委員の大西さんにお願いしてアンパンを入手し、つまみながらの実行委員会でした。
Jandlさんのお話は、ご家族のこと、Jandlさんと神戸の出会いのこと、有人飛行船Zeppelinのこと、国境付近の街Bodenseeのことなどを、美しい写真とともにご紹介という内容でした。
それからJandlさんから協会に、経済用語辞典などの図書、BodenseeのDVDを寄贈いただきました。一通りのお話のあと、Jandlさんが撮ったカーニバルの写真や車の博物館の写真などを見ながら、それぞれの写真の背景についてなども教えていただけました。
カーニバルのいろいろな衣装は教会単位で決まっている(教会が住民を把握している)点が、少し昔の日本みたいだなと思いました。
懇親会はレストラン「ロイン」にて行い、枡田先生や成さんのサポート付きで、Bodenseeのこと、クリスマスのことなどを教えていただきました。 Jandlさんは焼きそばにもかかんに箸で挑戦され、日本酒もお飲みになっているご様子で、参加者の私もとても楽しませていただいた歓迎会でした。
2016年11月18日
みんなと違っていても、別にいい
仕事が終わってから駆けつけたドイツつ文化サロン。本題を聞き逃してしまったのですが、到着したときには活発な懇談が始まっていました。 子どもの頃、みんなと何かが違っているだけで居心地の悪さを感じたり、自分の意見をハッキリ発言できなかったり。 参加者のみなさんからは私自身もなんとなく思い当たることがあるようなエピソードや意見が飛び交いました。(あるある、わかるわかる。)と思いながら聞き入っていました。
海外での生活や、海外の人との交流がある方、あるいは教育現場でディベートを取り入れている参加者の方から、 周りの子と違うことが悪いわけではない、というメッセージを受け取った気がします。
ところで「こういった時に、若い人はあまり意見が出ない(会話に反応できない)よね?」と問いかけられた時に、いろいろと思うことがあったのでした。
2016年11月13日
日独交流150周年記念樹の成長(紅葉)
2012年6月2日、神戸市の東遊園地内に日独交流150周年の記念樹として菩提樹の植樹式が行われ、神戸日独協会でも成長を見守り続けています。
東遊園地の紅葉が色づき始めと聞き、11月12日(土)、神戸サンボーホールにて開催のローテ・ローゼ(ドイツワインのお店)ドイツワインフェストに向かう途中で菩提樹の紅葉の様子を見て参りました。
2016年7月の様子
現在、東遊園地では神戸ルミナリエの準備が進められており、菩提樹はルミナリエが完成していく様子を観察しているかのうように佇んでいます。
葉は黄色く色づき、そろそろ落ち葉になる頃。葉の様子を撮ろうとレンズを向け、ファインダーをのぞいた時、小さな実のようなものの存在に気付きました。これは、つぼみ??それとも実???
ご存知の方、教えてください。
2016年11月06日
新企画「ドイツワインの会」開催までの道のり
11月6日(日)の新企画「ドイツワインの会」の第1回目が終わり、今とてもホッとしているところです。今回の開催までの道のりについて少し紹介いたします。
今回は、神戸日独協会の実行委員会メンバーの中でも若手を中心に企画を進めました。実行委員会で起案されたのは初夏です。ドイツワインの会を開催してみたいと言ってみたものの、「そもそもそんなにワインを飲んでこなかった私たちに企画ができるかな」という漠然とした不安でスタートしました。不安に思っても解決しないしとにかく企画を進めてみようと徐々に前向きになり、ついにはどうせやるなら神戸日独協会の私達らしく、明るく・楽しく・真面目に・素直に(!?)ワインを楽しめるようにしたい、ワインに対して同じように感じている方々と同じ目線で一緒に歩める会にしたい!と、気持ちがとても前向きに変化し、さらに企画草案前より何度も相談のお時間を割いてくださった神戸ローテ・ローゼの松田さんからのご意見やアドバイス、枡田先生ご夫妻からのご助言等もあり、突き進むことができたのでした。
ローテ・ローゼの松田さんからは土用の丑の日にみっちり講義いただきました。はじめは一緒に企画を進めた足立さんの旅の相談と企画のネタ探しのためにポツリポツリと話が始まったのですが、松田さんのワイン話が非常におもしろく、試飲も挟んでヒートアップ!結果的に約5時間の夏期集中講義を受けることができました。この集中講義が進むうちに、「私たちと同世代はワインをあまり飲まない」「ワインのことって、知っているようで知らない(誤解が多い)」「本に書いてあることですら『今』のドイツワインではない」といった課題を実体験し、今回の企画のコンセプト"日常生活の中でワインを楽しめるようになるきっかけづくり"が決まったのです。そして集中講義の内容を受けて企画書を作成、枡田先生の中世ドイツ語の会の後でお店に馳せ参じ、企画への想いを熱弁させていただくお時間もいただきました。またある時は、枡田先生に日本酒とビールに関するテキストを参考にとご紹介いただいたこともありました。・・・このように皆さまのお支えがあり、なんとか開催に至ったのであります。
開催前日、そして当日は細かい段取りが行き届いていないことがわかり、枡田先生ご夫妻や実行委員の北川さんにも奔走いただき、大きなトラブルもなく終了しました。初めてのこととはいえ、私らしいとはいえ、ツメが甘かったなと猛省しています。まだ書き足りませんが、その他のこぼれ話はまたの機会にぜひ聞いてください。またぜひ、神戸日独協会の「ドイツワインの会を、同じ講座の受講生、ご友人などにお知らせください。たくさんの方々と、ドイツワインを片手にドイツ談義できるようになれば幸いです。
開催までに多大なご協力をいただきました松田さん、実行委員の皆さん、ありがとうございました。
2016年10月23日
秋の遠足<彦根城>/井伊直弼の生涯
『直虎と直政』の著者であり神戸日独協会会員の野中さんのご案内で、秋の彦根城を巡りました。金木犀が香る爽やかな秋空の下での遠足でした。
ランチはあゆの塩焼きにガブリとかじりつき、普段では味わえない名物料理に大興。ちなみに塩焼きのあゆは琵琶湖で獲れた天然とのことでした。また野中さんの著書にサインをいただくサービスもありました。
お城の散策にはガイドさんが付き添ってくださいました。彦根博物館には井伊家に伝わる品々、また井伊直弼が極めんと手元に置いていた茶道具、能面などの展示がありました。ガイドさんによれば、お殿様が能の観覧の際には舞台に対して真正面に座るのではなく、役者の入場からしっかり見えるように舞台に向かって斜め右に座っていたという解説が意外でした。これからはこの点について時代劇がどうなっているのか観察しようと思ったのでした。
散策の後には井伊直弼が青年期を過ごした埋木舎にて、井伊岳夫さまによる特別講座『井伊直弼の生涯』を受講しました。歴史の教科書に登場する井伊直弼とは異なる、家族の中の、一人の人間としての一面が紹介され、井伊直弼が茶の湯の思想として掲げた「一期一会」という言葉についてしみじみ考えてしまいました。それから自分の置かれた立場に腐ることなく風流心を磨き学問・修養を積み、藩主となってからも民のために心を砕いたエピソードは自分の身を振り返ってしまうものがありました。とにかくイメージしていた井伊直弼とは異なりました。終盤には急遽、大久保治男先生がご登壇され、代々井伊家を支えてきた大久保家のご先祖さまのお話も伺うことができました。前日の特別講座の講師だったのだそうで、お二人からのお話を伺うことができた私たちはラッキーでした。
講演を聞くお客さまの中に、『直虎と直政』を持っている方がいらっしゃいました。この方もラッキーだったなと思いました。
その後、大津のドイツ料理レストラン「ヴュルツブルク」でみなさんと歓談しながら食事をし、解散しました。「ヴュルツブルク」はビールやワイン、お料理は美味しいのはもちろん、お店の雰囲気や琵琶湖を臨む景色も最高。大津日独協会の方ともお話することができ、とても有意義な時を過ごしました。
著者と巡る彦根、そして会員同士の親睦を深めるための遠足、大満足の一日でした。