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竹中大工道具館 / Takenaka Daiku Dōgukan

竹中大工道具館を見学してきました。今回は、神戸日独協会の催しに初参加の方々をお迎えすることに!ドイツ手旗を持って集合しました。

竹中大工道具館はもともと山手町にあったものを2014年に熊内町(新神戸駅のすぐ近く)に移転したもので、建物のゆったりとした佇まい、木の薫り、日本の伝統的な大工道具や世界の大工道具、その歴史などに触れることができ、またそれらの研究機関の役割も担っています。お客さんの中には大工さんも多いのだそうで、館内を案内してくださるボランティアガイドさんのお話しはとても丁寧で詳しかったです。私たちは幸運なことにドイツ滞在歴のあるガイドさんに、ドイツの場合について触れながらの解説を聞くことができました。(ドイツ手旗を持っていたことでドイツ好きグループであることに気づいていただけました。)

下の写真の右上はドイツの大工道具。写真ではわからないのですが、斧の刃には美しい装飾があしらわれていました。

富嶽三十六景「遠江山中」(下図)を再現した展示は圧巻。

The Fuji from the mountains of Totomi

(image Wikipedia)

最後は玄関にてみんなで記念撮影。神戸日独協会は初めてという学生さん、ドイツから日本に来られたばかりのご家族などの新しい出会いがあり、普段は見られない茶室や裏庭まで見せていただけ、またいつも活動を支えてくださる会員のみなさんのご参加があり、今回も感謝の気持ちでいっぱいです。また一緒に楽しみましょう!みなさん、ありがとうございました。

ところで見学前に、ドイツの大工さんマイスターについて少し調べていました。マイスターになるには、Waltzという放浪修行を3年と1日するか、職業学校や工房で3年間は修行して技術を身につける必要があるとのこと。放浪修行・・・? インターネットで調べてみたら、きちんとした衣装を着て楽しそうな画像がたくさん出てきました。(でも移動は徒歩あるいはヒッチハイクらしいので実際にはものすごく大変なような。)以前にNHKでも番組があったようです。どなたか録画していないでしょうか。
プレミアムカフェ 放浪職人「ヴァルツ」が行く~ドイツ・若者たちの大工修業~