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【ハンブルクレポート】- Nr.2- 2つのお祭りと1つのイベント

皆さまこんにちは!夏の気配が近づいてきたハンブルクより、今回は5月に開催された2つのお祭りと1つのイベントをご紹介します。
1つめのお祭りは、5日から7日までの3日間行われたHafengeburtstag(ハーフェンゲブルツターク)、開港を祝うお祭りです。様々な船が集まるこのお祭り、岸には外国からやってきた船や税関の船などが立ち並び、川を進む伝統的な船や観光船なども見られました。中には決まった時間に見学できる船も。私が訪れた7日は海難救助の実演も行われ、消火活動やヘリコプターの出動といった救助プロセスに、川岸を歩く人々も見入っていました。川沿いの道では大きなライブステージやたくさんの屋台が出ていて、こちらも賑やか。私も屋台の行列に並んで、ドイツでもおなじみのトウモロコシを買ってみましたよ。醤油の香ばしさを懐かしく思いつつ塩バターをおいしくいただきました。

2つめのお祭りは、Kirschblütenfest(キルシュブリューテンフェスト)という日本のお祭りです。桜祭りと言う名前ですが5月に開催されます。19日にはアルスター湖で花火の打ち上げ、20日にはJapan Festivalがありました。また21日には桜の女王が選ばれました。
19日は花火を見に行く前にまず、同日に開催されたJapandom feiert Kirschblüteというイベントへ。落ち着いたおしゃれなお店の中、雑貨やお茶の出店ブースを見て回り、コンサートの心地よい音楽を楽しみました。中でも私の目を引いたのが、WAKIYAさん。ふろしきの美しさだけでなく、かばんなどの実用例でその幅広い可能性にも触れられるブースでした。お話を伺ったところ、ふろしきの魅力を伝えるべくウェブショップとイベント出店をされているそう。こうやって活躍されている方とお話させていただくと、自分もがんばろうというパワーをもらえて嬉しくなります。折々このようなイベントに出会えて、日本文化をまた違った感覚で味わえるのもハンブルク生活の魅力のひとつですね。

さてさて、桜祭りの花火の方はというと、残念ながら、駅で友人と合流した頃に天気が大荒れに…雷が鳴り始めたのでアルスター湖に向かうのを断念しました。実は花火の打ち上げは行われたのですが、見ることはできませんでした。これは次の楽しみにとっておきます。
気を取り直して20日はJapan Festivalへ!こちらはPlanten un Blomenで開催されました。おにぎりやお菓子など食べ物の販売、書道や折り紙・工作、おもちゃ遊び、5月末から始まる日本映画祭のインフォメーションなど、日本関連の様々なブースが出ていました。先日とはうって変わって気持ちの良いお天気、緑の中に映える鯉のぼりの飾りや藤の花なども楽しみながら見て回りました。三味線の演奏や居合道、剣道の実演も見ることができましたよ。小さな庭園が大勢の人で賑わったイベントでした。
ハンブルクに来られる際にはぜひイベント情報もチェックしてみてくださいね。


会員の北村美里さんが昨秋よりハンブルクに滞在しています。北村さんに観光案内にはない「Hamburg heute」をレポートいただいています。