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行事報告 ドイツビアフェスト2019

夏恒例の「ドイツビアフェスト2019」が7月28日(土)18時から「ビアレストラン ロイン三宮店」で開催されました。参加申込みの出足が悪く開催が懸念されましたが、60名余りの参加を得て、ケーラー総領事もご出席して下さり、盛況なフェストでした。
清水裕子さんの司会で、会長と総領事の挨拶の後、お馴染みの平野新祐さんのアコーデオン伴奏に合わせて次郎丸智希さんのリードで一回目の「Ein Prosit der Gemütlichkeit」を全員で歌い、「Prost!」。隣の人と腕を組んでシュンケルンしながら、ジョッキを片手に、「Das KufsteinerLied」、「Schöne Maid」等々ビアソングをみんなで歌っては、「Prost!」。引き続いて「Ententanz」、「ムカデの行進」をしては、「Prost!」。同じテーブルの人と談笑し、今年はあちこちのテーブルからドイツ人との談笑でのドイツ語も聞こえていました。ご来賓のケーラー総領事も参加者との歓談のみならず、一緒に合唱し、ダンスをし、行進に加わって下さり、そして今年も岩島佳子さんが参加さ
れ「Wien, du Stadt meiner Träume」など数曲を歌って下さり、参加者全員でGemütlichな一夜を過ごすことが出来ました。
今年もまた歌唱リーダーとして、司会として、会を盛り上げ進行して下さった次郎丸さんと清水さんに、ワインを寄贈して下さったローテ・ローゼの松田耕治さんに、会の参加記念としてジョッキのバッチを作成してくれた枡田節子さんに、準備をして下さった方々にお礼を申し上げます。
今年は非会員の方々が多く参加してくださいました。毎年ビアフェストを楽しみに参加していただいているとのこと。それに反し、会員、講座受講者の参加が少なかったのが残念でした。
「花の博覧会」で黒崎勇元会長がミュンへンの[オクトーバーフェスト]や「ビアホール」の雰囲気を関西にも広めて以来、協会はその意思を継ぎ神戸東遊園地での3回の「オクトーバーフェスト神戸」を主催者の一員として市民の皆さんと、この十年は夏の恒例行事として会員の皆さんと、ドイツのビール文化の一端の普及に努めてきました。何よりも我々が伝えたいのは Gemütlichkeit です。テーブルを共にした者同士が旧知・未知とは関わりなく旧来の友人のごとくその場を楽しく過ごすことです。いわばミュンヘン版の「一期一会」です。またミュンヘンのオクトーバーフェストとビアホールの多くではビアソングが、ウィーンのグリンツィングではシュランメルンがあるように、人の集まりとその場の飲物にふさわしい音楽があります。この雰囲気を共有したい、これも目的の一つです。
神戸日独協会は、ドイツをより好きになっていただくために、ドイツをより理解していただくために、多種な催しやドイツ語講座とドイツ文化講座等を提供しています。協会の主旨をご理解していただき、今後とも各種催しと講座・教室などに積極的にご参加いただきますよう、お願い申し上げます。