EU(ヨーロッパ連合)の統合以来、グローバル化の進むEU圏の国々での外国語教育は大きく変わりました。EU圏の言語の多様さ、EU各国の言語教育政策の相違、教育機関や教育現場での教育基準の相違、これらを統一するために、客観的な基準がヨーロッパ評議会によって定められました。
EU圏では現在この「基準」に基づいた「EU言語標準の外国語」が教育されています。多様な言語を話す人々の共生のために、EUでの外国語教育の背景となっているのは、多言語主義(Multilingualism)ではなく複言語主義(Plurilingualism)なのです。「いかに多くの言語が出来るか」ではなく、「その言語を使って何ができるか」という理念がもとになっています。
「EUにおける複言語主義とは」
神戸大学大学院国際文化学研究科(外国語教育論講座)・
国際コミュニケーションセンター教授
NPO法人神戸日独協会副会長 枡田 義一 氏
「複言語主義の精神史的背景」
神戸大学国際コミュニケーションセンター准教授
NPO法人神戸日独協会理事 シュテファン・トゥルンマー=フカダ氏
「複言語主義に基づいたドイツ語教育の普及」
ドイツ文化センター(Goethe Institut)大阪館長
NPO法人神戸日独協会理事 ミヒャエル・シュレーン 氏
Posted: 2009年6月26日 by jdg-admin
ドイツ文化特別講演会 EUにおける外国語教育 ―複言語主義に基づいたドイツ語教育―
EU(ヨーロッパ連合)の統合以来、グローバル化の進むEU圏の国々での外国語教育は大きく変わりました。EU圏の言語の多様さ、EU各国の言語教育政策の相違、教育機関や教育現場での教育基準の相違、これらを統一するために、客観的な基準がヨーロッパ評議会によって定められました。
EU圏では現在この「基準」に基づいた「EU言語標準の外国語」が教育されています。多様な言語を話す人々の共生のために、EUでの外国語教育の背景となっているのは、多言語主義(Multilingualism)ではなく複言語主義(Plurilingualism)なのです。「いかに多くの言語が出来るか」ではなく、「その言語を使って何ができるか」という理念がもとになっています。
「EUにおける複言語主義とは」
神戸大学大学院国際文化学研究科(外国語教育論講座)・
国際コミュニケーションセンター教授
NPO法人神戸日独協会副会長 枡田 義一 氏
「複言語主義の精神史的背景」
神戸大学国際コミュニケーションセンター准教授
NPO法人神戸日独協会理事 シュテファン・トゥルンマー=フカダ氏
「複言語主義に基づいたドイツ語教育の普及」
ドイツ文化センター(Goethe Institut)大阪館長
NPO法人神戸日独協会理事 ミヒャエル・シュレーン 氏
Category: イベント
jdgkobe
神戸日独協会 フォロー
3月23日“Femocracy”上映会
ドキュメンタリーということもあってか参加者の皆さんの真剣さがひしひしと伝わってきました。
3月23日の映画会は肌寒い雨の中、最後まで参加者が関心をもって参加されていたと総領事は大変喜んでいらっしゃいました。
#ドイツ映画 #フェモクラシー
http://www.jdg-kobe.org
記録映画『フェモクラシ―』は「女性の最大の関心事は何を着るか?と何を料理するか?」と言われ、議員のほとんどを男性だった戦後のドイツ連邦議会で政治的意思決定を求め活動してきた女性議員たちを描きます。日本語字幕付。当日ドイツ総領事のごあいさつも。鑑賞無料。
2#ドイツ映画 #ドイツ連邦議会
3月23日15:00より神戸リガッタ倶楽部で映画会を催します。『フェモクラシー 不屈の女たち“Die Unbeugsamen”』。議員のほとんどが男性だった戦後ドイツ連邦議会で民主的政策決定を求め活動した女性議員たちの記録です。鑑賞無料。
#神戸日独協会 #ドイツ映画 #国際女性デー #HORIZONTE2023
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