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第2回ドイツ家庭料理講習会に出席して

会員 井上周一
当日は朝から強い雨で開催も心配されましたが開催時間間際には幸運にも雨が止みました。残念ながら当日酷い雨でキャンセルされた方もおられました。しかしながら20人の出席を得て人気の高さをうかがえました。

今回の講師は前回と同じラッハマン早希子さんと北川玉恵さん、メニューは秋鮭の美味しい季節にピッタリのサーモンのパイ包みとセイボリーという珍しいハーブを使ったインゲンマメのスープ、デザートにキルシュの香りするサクランボソースがトッピングされたババロアでした。今回のメニューのスープは日本人には珍しいセイボリーというハーブ(ドイツでは豆のハーブといわれる)が何といってもポイントでした。独特の香りで淡白な豆が締まって美味しく感じました。ラッハマンさんのご主人はこのハーブが入っていないスープはあり得ないとの事です。皆さんも一度試してみられては如何でしょうか。冬場によく家庭で食べられるそうです。その所為か野菜の量が多くこれだけでもボリューム感満点でした。



秋鮭のパイ包みを頂きながら私は何年か前にカナダの国立公園でのキャンプでサーモンのホイル焼きを作って食べた事を思い出しました。
最後にデザートのキルシュソースとさくらんぼババロアはドイツ、フライブルグで食べたケーキ(キルシュクーヒェン)が美味しかった事を思い出しました。ドイツ料理を通じてそれに纏わる家庭生活、食文化を知れる事は私にとっては貴重な体験でした。