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第16回「女性が支える国際交流」に参加して

会員 河江 有利絵
10月13日14時から協会会議室にてラッハマン早希子さんがサロンでお話してくださいました。
早希子さんがお勤めである御影のセセシオンのケーキとクッキーをいただき、お話に聞き入っていました。大変興味深い話題ばかりで、ラッハマンさんから様々なこと、例えば、夫の都合により渡独し、ドイツ菓子マイスターの資格を取得した経緯についてお話ししてくださいました。社会構成などを含む文化的差異、併せて、海外の人として扱われる現実がある中、夫や家族の支えがあって子供を育てながらドイツで菓子マイスターの資格を取られたとのこと。ドイツにてのマイスターの実践の試験で出来上がったケータリングの心躍る彩り豊かなお菓子の写真には惹きつけられました。
おっしゃられた経験談の中で、ドイツ人からは「日本のテイストを入れてみたらどうだ?」という希望を受け、思考を凝らし作り上げられたケータリングの写真は、見た私も思わず手を出したくなるようなかわいくも美味しそうなものでした。お話しの中で、社会に問題意識を持ちつつ、幸せにする美と食を通してドイツと日本の違い、魅力を教えてくださった早希子さんの母として、妻として、一人の人としてのお話しは、私にとって武勇伝のような話で、大変実りある時間でした。
大変有意義なひと時を美味しいトルテとクッキーとともに、有難うございました。