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第12回「女性が支える国際交流」 『ピナと私 Pina und ich』

ドイツ文化サロン「女性が支える国際交流」では、海外で、特にドイツでご自身のキャリアを積んだ方に、その後日本でどのようなご活躍をされているかをテーマにお話いただきます。
第12回は、故ピナ・バウシュが率いたブッタパル舞踏団に、日本人初のダンサーとして20年にわたり参加した市田京美さんにお話しいただきます。市田京美さんはダンスワークショップのために一時帰国され、ご多忙な日本各地でのワークショップの合間に「文化サロン」のためにご講演をしてくださることになりました。
現代舞踊に興味のある方だけではなく、広く現代舞踊に接していただきたく、会員のみならず多くの方のご来聴をお待ちしています。
日時:10月13日(木)14:00〜16:00
会場:ユーハイム神戸元町本店ホール(3F)
兵庫県神戸市中央区元町通1-4-13
ユーハイム元町本店
会費:会員および家族1,300円、一般1,500円(会費にはケーキおよび飲み物代を含みます)
当日受付にてお支払いください。
申込:10月12日(水)までに事務室へメール/電話/FAXでお申し込みください。
講師
市田 京美(いちだ きょうみ)さん
1973年に渡欧。81年、ピナ・バウシュ率いるヴッパタル舞踊団「春の祭典」にゲスト出演したことをきっかけに82年98年まで同舞踊団に所属。「ネルケン」をはじめ多数の作品に出演。現在はフランスを拠点に「トーマス デュシャトレ カンパニー」でダンス指導やリハーサルディレクターを務め、日本でも全国各地でダンスワークショップを行っている。
ピナ・バウシュPina Bauschとは
ピナ・バウシュ(1940〜2009)は、ドイツのコンテンポラリーダンスの振付家です。コンテンポラリーダンスとは何か?
『ジゼル』、『白鳥の湖』などのクラシックバレエは、19世紀末振付家のマリウス・プティパにより確立され、今日でもクラシックバレエは、プティパの振付を基本にしたものが多く上演されています。
その古典的な振付に現代的な要素を取り入れたものをモダンバレエといい、モダンバレエの振付家としては、モーリス・ベジャール、ローラン・プティ、ウィリアム・フォーサイス、ジリ・キリアンなどが有名です。その中でも特に現代的で、バレエの動きにとらわれないものを、コンテポラリーダンスと呼んでいます。
ピナ・バウシュは、ドイツ表現主義の流れを汲む振付家クルト・ヨースの影響を受け、ヴッパタル舞踊団で演劇的手法を取り入れて独自の舞踊芸術を生み出し、それを”Tanztheater”と呼んでいます。
1980〜90年代に何度か来日し、その代表作『カフェ・ミュラー』、『コンタクトホーフ』、『カーネーション』などを上演しています。
市田京美さんは、1982〜98年ヴッパタル舞踊団に所属、ピナ・バウシュが注目されていた時代にご活躍されています。
(押尾愛子記)
ピナ・バウシュ
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